中野西高校ウインドアンサンブル部一期生の会
もうずっと昔のことですが、私は地元の県立中野西高等学校に通っていました。そして私は三期生でした。当時地元に進学校を作ると燃えた大人たちが尽力して中野市に新設した高等学校でした。そこで私はウインドアンサンブル部(吹奏楽部)だったのですが、昨日はその一期生の先輩たちが集まるというので仲間にいれてもらって楽しい時間を過ごしました。
一期生ということは、何もない状態で入学だったわけです。先輩もいない、生徒会もない、部活ももちろんない、PTAもない。校舎も全て完成していない、高校につながっている道だって、本当に田舎の住宅街と農道を通って、田んぼの真ん中にある校舎に通っていたのです。何もないって、経験したことがない人にはきっとイメージするのが難しいでしょう。全て自分たちで作り上げた人たちです。
例えば、前列右の先輩はとっても上手なオーボエ奏者でした。ところが高校から始めたオーボエです。ここで問題。先輩がいないわけです。誰に、どうやって教えてもらうの? 1年生だけで技術も感性も高校生のレベルには到底届かない状態でコンクールに出場して惨めな思いもしたそうです。私が入る前の2年間に部活動として存続の危機が何度もあったそうです。それを乗り越えた一期生。だから今も仲が良いのでしょう。
昨日集まった部活の一期生の先輩方です。今年で50才になる年齢ですね。それだけ高校もやっと歴史を重ねたということです。初代部長の栗林先輩は、現在は川上中学校の教頭先生です。社会で中堅以上の年齢になっているわけですね。先輩方のお子さんも中野西高校を卒業している人もいるらしいです。自分のことはいつまでも若手だと思いがちですが、そんな立場なんですね。
おまけ
いい季節になりましたね。自宅の庭(というほどの庭ではない)です。
新緑が眩しいこどもの日になりました。
ポタジェを耕しました。
今年はここで妻がサツマイモを作るそうです。秋が楽しみです。