成熟を待つだけ
台風の被害の状況を説明して、受け付けも絞っておりますが、状況を公開して以来、本当にたくさんのお客様から激励や応援をいただいています。こんな状況でも幸せを感じることが出来るのは、お客様に支えていただいているからですね。心から感謝申し上げます。
先ほど、収穫前の圃場で行う管理作業は全て終了しました。
後は低温にさらし、昼夜の寒暖差でと十分に日光をあてることで熟度を上げるだけです。ここから先は時間です。
ブログでも何度も書いていることですが、収穫はギリギリまで待つのが小西園のスタイルです。とにかく低温にさらして実を引締めます。果実は種子を守るために凍らないように糖度を上げます。寒暖差で蜜も入ります。
ところが-7℃以下になると果実も凍ってしまうので、そうなってしまったらモソモソした全く美味しくないりんごになってしまいます。
そうなる直前、凍ってしまうギリギリに収穫が終了するだろうタイミングを見計らって、スタッフ総出で一気に収穫します。その期間は本当に収穫に集中するので、貯蔵庫にりんごがあったとしても出荷する手がありません。最短の時間で収穫を終わらせます。そして発送も全員で全力で行います。天気予報と果実の状態を見ながらの判断です。雪の予報も出ています。楽しみです。
今朝の私の自宅の庭
いよいよだな、って気がします。
台風で見た目に難があるりんごたちですが、味はしっかりしたものをお届けできるよう頑張ります。