親父の一番長い日
事務所で一人仕事をしている。PCからはラジコでAOR。いつもの夜のパターン。
そして流れてきたのがこの曲。
聴き入ってしまいました。そして涙が止まらないのです。
思ったのは、父のこと。私の姉が埼玉に嫁ぐことになるとき親父は何を思っていたのでしょう。何度か挨拶に来ている姉夫婦の話すら初めは聞かなかったそうです。
次に思ったのは、妻の父、私にとっては義父のこと。結婚の承諾をいただきに行った時温かく迎えてもらったこと。私自身は義父の気持ちを想像すらできず、ただただ緊張していました。義父も義母も終始ニコニコしてくれていました。改めて思います。私は幸せです。
そして、今現在中学2年生の娘のことです。想像したくもないですね。娘が(息子も)幸せになればそれは私ども夫婦、親の幸せですが、離れなければならないことは認めたくないです。いつからでしょうか。いつか訪れるかもしれないその日が来ることに怯えています。
もう仕事になりません。帰ります。おやすみなさい。
追記
気持ちが高まってしまって。自宅に戻って追記します。
さだまさしといえば、この曲。
父が他界した2006年。その年の大晦日、紅白歌合戦で、さだまさしは案山子を歌いました。
さびしかないか、お金はあるか、こんどいつ帰る
大学時代を東京で暮らしていた時、時々父はそんなようなことを言っていました。心配してくれていたんですよね。本当にありがたい。そんな父が他界した年の紅白歌合戦でこの曲を聴き、父の気持ちに触れたような気がしました。もう11年前。今も泣ける曲です。
何なんだよ!さだまさし!