家庭でできるりんごの保存方法
よくりんごはいつまで保つの?
そんなお問い合わせをいただきます。
今回はご家庭でできるりんごを長持ちさせる方法についてです。
りんごは植物ですので、呼吸しています。
暖かい環境は呼吸を活発にして、サンふじのように蜜の入る果実も数日で蜜が外に出てしまいます。
そこで、呼吸させないことが最もよい保存方法です。
ご家庭では1個ずつラップにくるんで冷蔵庫に入れるのが最も長保ちすると思います。
とはいえ、たくさんのりんごを冷蔵庫に入れるのは少し大変ですよね。
当園はりんごを収穫してから貯蔵しておく部屋があります。
決して温かくなく、-6度程度までならりんごは凍ってしまうことのない環境です。
もともと雪国ですので、晩成種のふじは貯蔵庫にいれておくだけで2月末まで美味しい状態を保つことが出来ます。
そこで、暖かい地方のお客様には、5㎏を数回に分けてご注文いただいたり、
一度に5kgを複数ご注文いただき、10日間隔、15日間隔といったように分けてお届けさせていただくこともたくさんあります。
そのほうが私どもとしても、美味しい状態でお届けできますので安心です。
特別なことをせずに自然な状態で置いておくことができる環境が一番望ましく、
りんごも旬の果物ですので、美味しい時期に美味しくお召し上がりいただければと思います。