ECの仲間と
現在はりんごの栽培作業はそれほど忙しくない時期です。
栽培と販売を行うのが小西園の業務であって、その中にこちらのHPを含むEC事業も行っています。
ECはイーコマース(電子的な手段を介して行う商取引の総称)です。
ITの進化、新化、深化に伴って常に勉強し続けなければならない分野ですね。
もちろんECだけをやっていても意味がなく、我々は何者なのか、何を目的に、何をしている事業体なのか、を明確にして適切な施策アプローチを行うことが大切なのです。そもそもの事業展開の戦略にECを組み込むというのが現状ではないかと考えます。
9月に入ってから立て続けにEC関連のセミナーに参加して改めて思います。ECだけやっていても意味がない。事業体の本質を見失ってはいけません。
さて、仲間が集まるともちろん情報交換を目的としていろいろお話ができる懇親会を設営していただくことが多いですね。
こちらは長野某所
右から
いとへん(長野繊維工業)の穂刈社長夫妻
ハウオリの内山社長
パワフルスマイルさんの姫マツタケのページで、なんと私モデルしてます(笑)
すや亀の門田さん
Web8(ウェブエイト)の草間社長
ゴンウェブコンサルティングの権社長と日高さん
小西園の黒岩
この席ではECを含む企業戦略の展開について深くお話しすることが出来ました。
そして先日
右から
わが師EC実践会の水上浩一先生
アップネットの三俣社長と社員さん
左の奥にはおにぎりみたいな男に隠れて見えませんが
信州中野シャインマスカット園の阿部社長と社員さんがいて
そのおにぎりみたいな男は
北信州こやなぎファームの新井君
白い服の女性は
ファーストフレームジャパンの恭子姐さん
手前がこのHPを作成してくださった、私が絶対の信頼を置いている
アトリエWebの森の小久江さん
とても楽しい席ですが、よりECに特化した戦術的な話をしてきました。
ジビエを楽しむことが出来るお店でした。なんでも美味しかったのですが、
途中で北信州こやなぎファームの新井君が現在開発中の切り餅が登場
網を変えてもらって、美味しくいただきました。
切り餅って商品を世に出すには、賞味期限という壁があって、特色のある餅を作ると現状では賞味期限が1日になってしまうらしく、難しいようです。写真は目標としているものではないですが、粘りより味っていう餅でした。
改めて、情報に触れることの大切さを痛感したと同時に、経済活動は常に進化し続ける。市場の変化に対応するのはセンスとスピード、そして何より、企業としての事業がぶれていないことが大事なのだと感じています。
小西園に置き換えてわかりやすく言えば、
小西園はりんごを栽培して販売している事業体です。
ECの会員さんも増え、お客様が多くなることはいいことですが、だからと言ってこの地域の観光案内とかを始めると、経営資源が分散されるということですね。
りんごの展開も、さらに細かく言うと、私どもの特色は生で食べて美味しい品質にこだわっているので、量を求めて安価で販売する、ブドウや桃を市場から仕入れて安価で販売する、私どものりんごの特徴を生かすことが出来ない加工品を作って販売するのは、軸がぶれるばかりか、リソースの分散となり、効果は落ちるということです。
「森のりんごすりおろしジュース」は私どものりんごの特徴を生かすことが出来ている他にはないジュースです。コンビニやスーパーで売っているものとは違いますし、他の農園さんでは作れません。小西園だからできるものなのです。
少し真面目な話になってしまいました。
日々勉強ですね。