2016りんご栽培日誌その4
本日のサンふじです。
しっかりした形で美味しくなるものだとわかります。
本日、本摘果と呼ばれる作業は終了し、即見直し摘果に入りました。花の時期から3週目に入ったということです。
本摘果でほぼ着果量は決まっていますので、これからは枝に対して多すぎる着果であれば制限することと、ひとつひとつの果実を入念に見て、大きさ、形、傷、サビ、着果位置が悪いものだけ落としていきます。
ここまで来るとあまり急ぐ必要もなくなってきているので、気が楽になります。
ところが、時々こんな枝が・・・
一輪摘花、本摘果と2回作業しているのですが、2回とも見落とされて作業していない枝です。鈴なり状態ですが、この時期にこういう状態ですと、ひとつひとつの果実の細胞数が足りないので、この中でも良いものだけを残したとしても、最終的に収穫期には良いりんごにはなれません。同時に来年使う花芽形成を考えると、来年はこの枝では良い果実は期待できません。
こんなこともありますね。見つけた時は、ギャッて感じです・・・。
トホホッ。