人間ドック大事です!
園主の黒岩博之です。
大したことないと前置きをした上で、この数ヶ月で私の身体に起きていたことと、考えたこと、これからのことを少しだけ書きます。
数ヶ月前から何かおかしいって自覚はあったんです。
3月末に人間ドックに入って生まれながらのコレステローラーを指摘されて、改めて血液検査を受けたのが4月28日。高脂血症はともかく、甲状腺に異常があると思うので、内分泌系内科できちんと診てもらいましょうということに。そして先日17日。バセドウ病と診断されました。
程度は軽いのですが、この数ヶ月の間「あれ?変だな」って自覚していたことがすべて辻褄があって、スッキリしました。
夜眠れないこと(1日に50分くらいだけ浅い眠りってのが3日間続いた時は本当にキツかった)と気持ちがなんだか落ち着かないのは正直なところ辛かったんですよ。時々脈も早くなって暑くもないのに汗が出たり。
程度が軽くても結構辛かったです。
身体は疲れ果てていて、眠くてしょうがないのに眠れないのは辛くて、薬剤師の友人に相談したりもしました。 診断がついて妙に納得出来ています。
さて、内分泌内科の受診の予約をしてから、受診するまでいろんなことを考えました。
こんな時代です。インターネットでいろんな情報に触れられます。甲状腺って言っても怖い病気も無くはない。今、もし重篤な病気になったら、治療に専念するには身が重いぞ。あれ?これは私だけに限ったとことではない。妻ももし病気になったら、大変だ。
中学3年生と1年生の子供たち。大学くらいは行かせてあげたい。もし仮に私がいなくなったら学費どうなる?親としての責任は…。子どもたちが結婚して自立して生きていけるようになるまでは。これは全ての親の思いだろう。
そんなことを眠れない夜考えていました。
17日に診断がついて、少しショックもありますがすんなり受け入れると同時に、重篤な病気でないことに安心もしました。
そして、人間ドックや各種検診の大事さを思い知ったのです。
高脂血症を指摘されるだろうってわかっていたんです。人間ドックの結果の通知に、近所の診療所への紹介状も入っていたんです。でも、病院の健康管理センターのスタッフさんに「できたら一度病院で専門に検査してみてください」と言われたから検査しに行ったんです。そこで見つけてもらったようなものなんです。
人間ドックに行かなかったら再検査もなかったでしょうし、当然甲状腺ホルモンの過剰も見つからなかったでしょう。「変だな」って思いながら何もせず、もっと程度が重い状態になるまで病院に行くこともなかったと思います。程度が軽いうちにわかって本当に良かったです。同じ病気でも友人の娘さんは診断がついた時点でとても重い症状で即入院だったのです。
薬での治療です。朝飲むだけ。普通に仕事もできます。3週間ごとに検査を受けます。薬をやめるまで2年くらいかかるだろうと思うように言われました。まったく自覚がないわけではないので、症状は抑えたいです。薬の飲み忘れや通院が面倒ということがないようにしっかりと長い目で治していこうと思います。
人間ドック、各種検診、大切ですよね。何のため?って私にとって、あなたにとって大切な人のために、今は健康で働けることを感謝して、何かあったとしても軽いうちに適切な処置ができるように。もし不調だったら早めに受診。検診などで指摘されたらちゃんと検査。
私やあなたの大切な人の幸せのためにです。